うつ病について知る|うつ病でお悩みの方の癒しの場「Y’H CAFE」

うつ病について知る

うつ病とは?

うつ病とは、心を健康に保つためのエネルギーが不足してしまう病気のことを言います。
普段であれば落ち込んでもすぐに立ち直れるところが、うつ病になると立ち直るためのエネルギーが足りずに、ずっと落ち込んだまま、塞ぎこんだままになってしまいます。
人の感情や心理を司っているのは、『脳』です。
ガソリンの入っていない車に対して走れと言っても前に走ることはできませんし、故障してしまうのと同じです。
「甘えているだけではないのか」「心の弱さが原因ではないのか」と誤解されることの多いのですが、何らかの原因で脳の働きが弱まってしまって心のバランスが崩れたままになってしまっているということです。
憂うつな気分が続くと、食欲や睡眠欲、性欲といった基本的な欲求も減少してしまい、身体の怠さが抜けなくなったり、頭痛や発熱などの身体症状として現れることもあります。
物事の捉え方次第で症状が軽くなったり重くなったりするわけではありません。
身体の機能の一部が不調を訴えている状態、つまり「病気」であるということを、本人はもちろん周囲の人もしっかりと理解しておくことが大切です。

うつ病の原因

うつ病の原因は、まだはっきりと解明されているわけではありません。
「脳の働きが鈍くなってしまい、セロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質が上手く分泌されなくなるから」という説や、「副腎皮質からコルチゾールが過剰に分泌されてしまうから」という説がありますが、厳密な定義はされていません。なぜそのような状況に陥ってしまうのかについても、完全に解明されているわけではありません。
ですが一般的には、ストレスや環境の変化、病気など、様々な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。
何が原因でうつ病になってしまったのか。疑わしい原因を特定することは、うつ病の治療においてとても大切なことです。症状を緩和して改善に向かうためには、原因となるものを遠ざけたり、回避することが重要です。
原因を特定すれば解決方法も明確になり、治療に向けてのモチベーションアップに繋がります。

うつ病のサイン

会社や学校など、個人が所属する場所での人間関係や、仕事や受験などに対するプレッシャー、周囲からかけられる期待など、主に対人関係から生じるストレスを社会的ストレスといいます。
まじめで几帳面、責任感の強い方ほど社会的ストレスを感じやすく、自分の感じている社会的ストレスを全て1人でなんとかしようと頑張ってしまう傾向にあります。
同じ出来事でも、必ずしも周囲が自分と同じようにストレスを感じているというわけではありません。
人によってストレスを感じやすい物や事柄は異なります。
ですから、「どうして自分だけがこんなに苦しんでいるんだろう」とは、あまり思い込まないことが大切です。
「たまたま自分は今の状況が苦手なんだな」と自己評価することで、ぴったりなストレスケアの方法が見つかるはずです。
社会的ストレスを少しでも軽減するために、ストレスを吐き出す手段を持ちましょう。
また、精神科で医師やカウンセラーに自分が抱えているストレスを話すことで、気持ちが楽になることもあります。
将来に対する漠然とした不安や仕事での挫折による自信の喪失など、自分自身の心や感情に由来するストレスを心理的ストレスといいます。
また、親しい方との死別やパートナーとの離婚など、喪失体験からなかなか立ち直れない方も、心理的ストレスを感じることが多くあります。
怒りや悲しみといった自分自身の感情を抑制してしまうこともまた、心理的ストレスを感じさせる要因です。
社会に出ると怒りや悲しみを率直に表せる機会はなかなかありません。しかし、感情を抑えこんでしまってばかりだと、身体は常に緊張した状態になります。それが原因で、肩こりや頭痛などの症状が出てきてしまうこともあります。ストレスは心にも身体にも、良いことは1つもありません。
心理的ストレスを溜めないためにも、自分の感情に素直になれる場所を作ることが大切です。
引っ越しや転勤、結婚や出産などで、身の回りに起こった変化が原因のストレスを環境的ストレスといいます。
今まで送ってきた生活ががらりと変化してしまい、その変化に心がついていけなくなってしまったとき、人は環境に対してストレスを感じます。
環境的ストレスを感じる方は、「せっかくこんなにいいことがあったのに、不安に思うのはぜいたくだ」「自分はいま幸せな状態にあるはずだから、それに不安を感じたりするのはおかしい」という考え方をしてしまうことが少なくないそうです。
しかし、急激な変化に対して戸惑いを覚えたり、ついていけないと感じることは当然ので、おかしいことではありません。
環境的ストレスには、自分に合わない生活環境から来るストレスもあります。
長時間の通勤や通学、照明の明るさや使い慣れない道具での仕事など、環境的ストレスは思わぬところにひそんでいます。
自分自身を取り巻く環境を今一度見直して、環境的ストレスを少しずつ減らすことが大切です。
がんや脳卒中、心筋梗塞などの病気を抱えた方に発症しやすいのが身体的ストレスです。
病気を抱えていることそのものがストレスの原因になったり、病気の治療のために使っている薬が脳に影響を及ぼしてしまい、普段以上にストレスを感じてしまうことがあります。
元気がない、様子がおかしい、と思われても病気だからと見過ごされがちなストレスです。
また、運動不足も身体的ストレスになります。
仕事などで忙しい方も、定期的に軽い運動(ウォーキングや自宅の整理整頓など)を心がけることで、身体的ストレスを軽減させることができます。

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